患者さま
難治性の排便障害に対する治療として、当院でも経肛門的洗腸療法を受けることができるようになりました。
経肛門的洗腸療法とは、ぺリスティーン®というシステムを用いて、肛門から300~1000mlの微温湯を腸内に注入して便を洗い流す治療法です。
内服薬などの保存療法を3ヶ月以上行っても十分に改善しない、脊髄障害を原因とした排便障害の方が保険適用とされています。
脊髄障害の方の場合、毎日浣腸や摘便が必要であったり、毎日の排便に数時間かかるような難治性の便秘になることがありますが、洗腸療法によって1~2日おきに便を洗い流すことで、排便にかかる時間や負担を減らすことが期待できます。
本療法を希望される方や詳細が知りたい方は、肛門科外来へお問い合わせください。
↓ 洗腸療法についての情報サイト ↓ こちらも参照ください。
スッキリ排便.jp | 脊髄障害等で排便にお悩みがある方向けの情報サイト