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11月11日から11月17日:献立表〔常食〕.pdf
治療食は一部メニューが変更になります。ご了承ください。
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暦の上では冬となり、街はクリスマスムードになってきましたね。
今週は食物繊維たっぷりのおからを使ったレシピを紹介します!
おからは「大豆から豆乳を絞った残りの部分」で別名「卯の花」とも呼ばれています。不溶性食物繊維が豊富に含まれており、水分を吸収してふくらみ便のカサを増やし、腸のぜん動運動を活発にすることで便秘予防に役立ちます。
今回紹介する豆まめサラダは、おからだけでなく「ひじき、ミックスビーンズ、ごぼう、玉ねぎ」など食物繊維が豊富な食材を使用しているので、1食分で1日に必要な食物繊維量の約1/3を摂ることができます!
乾燥させて粉末状にしたおからパウダーも販売されています。粒子が細かいタイプはヨーグルトに混ぜたり、ハンバーグやつくねに入れてカサ増しする、粒子が粗目なタイプは水で戻すと生おからのようになるので、卯の花煮やサラダなどに利用してみてはいかかでしょうか?
不溶性食物繊維は水分が足りないとかえって便が硬くなってしまいます。食事中にもコップ1杯の水や麦茶を飲むように心がけましょう!
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〔 豆まめサラダ 〕
材料(4人分)(一人分の食物繊維量 7.3g)
生おから 40 g、ひじき(乾燥)2g、ミックスビーンズ(ドライまたは水煮)40g、玉ねぎ 20g、冷凍ごぼう 40g、冷凍むき枝豆 20g、冷凍コーン 20g、レタス 適量
[調味料]フレンチドレッシング 20g※、マヨネーズ 32g(大さじ3弱)、粉チーズ 12g(大さじ2)
※ない場合:酢 8g、塩 0.8g、こしょう 少々を混ぜ合わせ、オリーブオイル15g少しずつ加え白っぽくなるまで混ぜる。
作り方
1、ひじきを水で戻し水気を切る。玉ねぎは薄くスライス、レタスは食べやすい大きさに切る。ミックスビーンズは水煮の場合、水を切る。
2、ごぼう、むき枝豆、コーンを耐熱容器に入れラップをかけ、袋の表記にしたがい加熱する。粗熱をとる。
3、ボウルにおから、ひじき、ミックスビーンズ、玉ねぎ、ごぼう、むき枝豆、コーンを入れ、合わせておいた調味料と混ぜ合わせる。
4、皿にレタスを敷き、その上に3を盛り付ける。
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ようやく秋が深まり日増しに寒くなってきましたね。不安定な天気が続いているので、上着を持ち歩くなどして体調管理していきましょう。
今週は長ねぎを使ったレシピを紹介します!
長ねぎは11月~3月が旬で、寒さとともに甘みが増すためこれからが美味しい季節です!特有の辛み成分「アリシン」には、血行をよくして体温を上げたり、殺菌作用により風邪を予防する効果があります。アリシンは水に溶けやすい性質があるので焼くか電子レンジ加熱、汁ごと摂れるスープや鍋がおすすめ。また、焼くと甘みが増すだけでなく抗酸化力が上がると言われています。
長ねぎの青い部分にはぬめり成分の水溶性食物繊維「フルクタン」や抗酸化作用のある「βカロテン」などの栄養が豊富なので、捨ててしまってはもったいないです!薬味や汁物・鍋の具などに活用していきましょう。
今週紹介する「長ねぎの酢味噌がけ」はねぎをたっぷり食べれます。簡単につくれるのでぜひお試しください♪
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〔 長ねぎの酢味噌がけ 〕
材料(2人分)(一人分の食物繊維量1.4g)
長ねぎ100g(1分本)、油 適量
[酢味噌]味噌 6g(小さじ1)、酢 12g(小さじ2強)、砂糖 6g(小さじ2)、醤油 2g、からしチューブ 0.4g(チューブ1cm程)
★酢味噌を使った他のレシピはこちら
作り方
1、長ねぎを3cm程の長さに切る。
2、フライパンに油を熱し長ねぎの白い部分を入れる。弱火で10分程、長ねぎが軟らかくなるまで転がしながら加熱する。皿にとり、粗熱をとる。
※600wの電子レンジで3分、または600wのオーブントースターで片面各5分ずつ加熱でもOK!
3、2に混ぜ合わせておいた酢味噌をかける。
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みなさん、こんにちは。金木犀の香りに季節の移ろいを感じる今日この頃です。
今週は手軽に作れるめかぶの酢の物のレシピを紹介します!
めかぶはわかめの根元部分であることをご存じでしたか?わかめの根元の厚みのあるひだ部分がめかぶで、これを細切りにしたものがスーパー等で販売されています。
めかぶのネバネバ成分には水溶性食物繊維の「フコイダン・アルギン酸」が豊富に含まれます!腸内環境を整え便通改善や免疫力向上だけでなく、余分な塩分・糖分・コレステロールを排出し、生活習慣病の改善や予防にも役立ちます。
味付きめかぶをそのまま食べてもよし、納豆や卵焼き、スープに入れたり、冷奴やうどんにのせて食べるのもおすすめです。めかぶやもずくはつるっと飲み込みやすいので、よく噛むために当院ではきゅうりなどを入れて工夫しています。きゅうりはミョウガや長芋、トマトなど季節の食材に変えてアレンジしてみて下さい♪
寒くなってくると忘れがちな水分補給、風邪の予防にもなるのでしっかり意識していきましょう!
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〔 めかぶ酢の物 〕
材料(1人分)(一人分の食物繊維量 1.3g※味付きめかぶ商品によって異なることをご了承ください。)
味付きめかぶ 1パック(40g)、きゅうり 30g、生姜(またはおろし生姜) 適量
[調味料]ポン酢3g(小さじ1/2) 、砂糖 1g
作り方
1、きゅうりと生姜を千切りする。
2、ボウルに1と味付きめかぶ、調味料を加え混ぜ合わせる。
3、器に盛り生姜をトッピングする。
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爽やかな秋晴れが気持ち良い季節となりました。日中は半袖がちょうど良い気温で衣替えをするのはもう少し先でしょうか。
今週はブロッコリーを使ったレシピを紹介します!
彩りよく手軽に使える『ブロッコリー』は、栄養価が高く食物繊維も豊富で当院の献立にもよく使用しています。ブロッコリーの栄養素を損失なくとるには「電子レンジ加熱」がおすすめです!水溶性ビタミン(ビタミンC・ビタミンB群)やカリウムは茹でるよりも2倍ほど多く摂ることができます。
ブロッコリーは「つぼみが密集して詰まっているもの」、冬に出回るものは「つぼみが紫がかっているもの」が鮮度が良く美味しいといわれています。寒い環境で育つとつぼみが紫色に変色し、糖度が高くなるそうです。
季節の変わり目で空気も乾燥してくる時期です。排便コントロールと風邪予防のためにもこまめな水分補給もお忘れなく(^^)
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〔 ブロッコリーソテー 〕
材料(4人分)(一人分の食物繊維量2.4g)
ブロッコリー 200g(約1株分)、赤ピーマン 40g、むきえび(冷凍)80g、バター(またはマーガリン)8g、塩 0.8g、こしょう 適量
★むきえびの代わりにハムやベーコンもおすすめです。
作り方
1、ブロッコリーは水をたっぷり張ったボウルにつぼみを浸けて、水中でふり洗いする。つぼみは小房にわけ、茎は皮を厚めに剥き縦に薄切りして食べやすい大きさに切る。耐熱容器に並べラップをふんわりかけ、600wの電子レンジで3~4分程加熱する。水気を切って粗熱をとる。
2、赤ピーマンは種を除き細切りする。
3、フライパンにバターを熱し、むきえび・赤ピーマンを炒める。むきえびに火が通ったらブロッコリーを加えてさらに炒め、塩こしょうで味を整える。
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みなさん、こんにちは!
10月16日は「世界食料デー」食料問題について考え行動するために国連の機関により制定された世界共通の記念日です。食料問題の中で身近なものといえば「食品ロス」でしょうか。
国民一人当たりの食品ロスは1日約103g(おにぎりにして約1個分のご飯に近い量)もあるそうです。ご家庭では「必要な分を購入する。すぐに食べる場合は棚の手前から取る。野菜は下処理して冷蔵、冷凍保存して使い切る。外食では食べられるだけ注文する」などできることから始めましょう。
当院厨房でも食品ロス対策のため、予備食数を減らす・冷凍野菜を有効活用するなどの工夫をしています。また、患者様の食べ残しを減らすためにも、看護部と協力し個人に合った食事量での提供にも配慮しています。美味しくて残さず食べられる病院食を目指します♪
参照:農林水産省食品ロス(令和4年度推計値)より
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今週は「のっぺい汁」のレシピを紹介します!のっぺい汁とは根菜類などを煮込みとろみをつけた汁物で、全国で親しまれている郷土料理の一つです。ご家庭の冷蔵庫にある野菜をたっぷり入れて『我が家ののっぺい汁』を作ってみてはいかがですか♪
〔 のっぺい汁 〕
材料(4人分)(一人分の食物繊維量 1.1g)
油揚げ 1枚、板こんにゃく 60g(1/4枚、あく抜き不要のものが便利です)、大根 120g、人参20g、小松菜 40g、塩 2.5g、酒 5g(小さじ1)、だし汁 500ml(だし汁の取り方はこちら)、水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ1+水小さじ1)
★里芋、ごぼう、長ねぎ、きのこなどお好みの食材でOK。
作り方
1、油抜きした油揚げとこんにゃくは短冊切り、大根と人参はいちょう切り、小松菜は3㎝幅程度にざく切りする。
2、鍋にだし汁、小松菜以外の1の食材を入れ中火で煮込む。
3、食材に火が通ったら、弱火にして塩・酒、小松菜を加え軽くひと煮立ちさせる。
4、沸騰しているところに水溶き片栗粉を入れ、さらにひと煮立ちさせてとろみをつけて完成。
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日中も過ごしやすい季節となりましたね!
この時期は何となく体がだるい、頭痛や肩こりがひどい、イライラ不安になる、便秘気味など体調不良を感じることはありませんか?朝夕と昼の寒暖差や気圧の変化により、自律神経のバランスが乱れることが原因かもしれません。
今週は自律神経を整えるために効果的な栄養素を紹介します!
【トリプトファン】体内で生成できない成分で、精神を安定させる幸せホルモン「セロトニン」の材料となる
多く含む食品:肉・魚・卵・大豆製品(納豆・豆腐など)・乳製品など
【ビタミンB6】セロトニンの合成に必要となる
多く含む食品:レバー・赤身魚(マグロ・かつお)、さつまいも・にんにくなど
【ビタミンC】抗ストレスホルモンの合成に必要となる
多く含む食品:ブロッコリー・パプリカ・ピーマン・かぼちゃ・キウイなど
朝食を欠食する人ほど疲労感や不安感を感じやすいとのデータがあるように、朝食は自律神経を整えるためにも重要です。鮭おにぎり・納豆ご飯・卵かけご飯と野菜たっぷりの味噌汁やスープ、ハム・ツナ・たまご・レタスなどをトッピングしたトーストやサンドウィッチ、牛乳入りシリアルと果物など、出来る限り「主食+たんぱく質+野菜や果物」と栄養バランスを意識して食べましょう♪
食生活・睡眠・運動など生活習慣を見直し、季節の変わり目を乗り越えていきましょう!秋の夜長に夜更かししすぎないように気をつけてくださいね(^^)
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今週はトリプトファンが含まれる豆腐を使った「和風麻婆豆腐」を紹介します!唐辛子不使用なので辛いものが苦手な方にもおすすめです。ぜひお試しください♪
〔 和風麻婆豆腐 〕
材料(3人分)(一人分の食物繊維量3.0g)
木綿豆腐 1丁、豚ひき肉 90g、長ねぎ 60g、椎茸 30g、たけのこ水煮 30g、ごま油 4g (小さじ1)、万能ねぎ 適量、水溶き片栗粉 大さじ2(片栗粉大さじ1、水大さじ1)、だし汁 1/2カップ(だしの取り方はこちら)
[調味料]味噌 18g(大さじ1)、砂糖 9g(大さじ1)、鶏がら顆粒だし 1.5g(小さじ1/2)、おろし生姜 3g、おろしにんにく 1g、醤油 6g(小さじ1)
作り方
1、木綿豆腐は2cm角、長ねぎ・たけのこはみじん切り、椎茸は石づきを除きみじん切り、万能ねぎは小口切りする。
2、フライパンにごま油を中火で熱し、長ねぎ、たけのこ、おろし生姜、おろしにんにくを入れ炒める。香りが出てきたら豚肉、調味料を加えさらに炒める。
3、豚肉に火が通ったら豆腐とだし汁を加える。ぐつぐつしてきたら火を弱め水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
5、器に盛り、万能ねぎを散らす。