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当院のある横浜でも、連日梅雨明けしたかのような真夏の暑さが続いています。まだ暑さに慣れていないこの時期は、急激な温度変化で体に負担がかかり、湿度が高いため体に熱がこもる「梅雨型熱中症」に注意が必要です。
熱中症対策といえば「こまめな水分補給、エアコンや扇風機・日傘や冷却グッズをつかう」など挙げられますが、朝食をしっかり食べて暑さに負けない体づくりをすることも大切です。
暑さで食欲が湧かないからと朝ごはんを抜いていませんか?寝起きは脱水状態になりやすいので、エネルギーはもちろん、水分と適度な塩分補給のために朝食はかかせません。パンに含まれる水分量はご飯より少ないので、パン食の時はスープも一緒に食べましょう。また、朝ごはんをしっかり食べると腸が動きやすくなり便秘の予防や改善にも繋がります。
また6月と油断せず今のうちから熱中症対策を習慣化して、夏本番に備えていきましょう!
今週は「さつま芋のレモン煮」のレシピを紹介します。レモンのクエン酸には疲労回復効果があり、暑くなるこれからの季節にぴったりです。さつま芋は基本的に常温保管ですが、室温20℃を越えると発芽しやすくなるので、夏場は新聞紙で包み野菜室または風の当たりにくいドアポケットで保管し、速やかに食べることをおすすめします!
〔 さつま芋のレモン煮 〕
材料(5人分)(一人分の食物繊維量1.9g)
さつま芋300g(1本)、レモン1個またはレモン果汁25g(大さじ1.5強)、砂糖25g(大さじ3弱)
作り方
1、さつま芋はよく洗い両端を切り落とし、皮付きのまま厚めのいちょう切りまたは輪切りにする。水に5分程さらし水気をきる。レモンは皮をよく洗い、半分に切って薄切り2枚分をいちょう切りし、残りは果汁を絞る。
2、鍋にさつま芋とレモン果汁、砂糖、さつま芋が浸るくらいの水を入れ中火にかける。煮立ったら落とし蓋をし、さつま芋に火が通るまで弱火で10分程煮る。火を止めていちょう切りしたレモンを加えたら、30分程置き味を含ませる。
★直径が大きい鍋かフライパンを使い、重ならないように並べて加熱するとムラなく仕上がります。