2月26日から3月3日:献立表〔常食〕

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入院中の患者さま向けの献立の案内です。

以下の日付をクリックしてご覧ください。

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治療食は一部メニューが変更になります。

《 今週のおすすめレシピ 》

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早いもので2月も残り1週間を切りました。梅や早咲きの桜が見頃を迎え、春の訪れを感じる今日この頃です(^^)

さて、3月3日は「桃の節句 ひな祭り」ですね。当院では『ちらし寿司とひなあられ』をご用意する予定です。

今週は当院の「ちらし寿司」のレシピを紹介します。ひとつひとつの食材を調理して作るので手間はかかりますが、お祝いの気持ちをこめて一から作るとよりおいしく感じられます!ちらし寿司で華やかな気分を味わってみてはいかがでしょう。楽しいひなまつりをお過ごしください♪

〔 ちらし寿司 〕

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材料(5人分)(一人分の食物繊維量 3.0g)

【酢飯】米3合、昆布(だし用)10cm位のもの1枚、酢90g(大さじ6)、砂糖40g(大さじ4+1/2)、塩4.5g(小さじ1弱)、

【酢飯の具】干し椎茸10g(大きめ2個分)、乾燥かんぴょう15g、人参50g、醤油18g(大さじ1)、砂糖9g(大さじ1)

【酢れんこん】れんこん50g、酢25g(小さじ5)、水15g(大さじ1)、砂糖9g(大さじ1)、塩1g

【錦糸卵】卵1個、砂糖1g、塩少々、油適量

【飾り】絹さや50g(1/2袋分)、きざみのり適量 ★桜でんぶ、いくら、えび、サーモンなどお好みで用意する

作り方

~事前に準備しておけるもの~※当院ではすべて当日調理を行っていますが、常備菜は前日までに準備しておくとスムーズです!

【酢飯の具】※冷蔵庫で3~4日程度保存可

①干し椎茸は水で戻し石づきを取って薄切りする。椎茸の戻し汁はとっておく。かんぴょうは袋の表記通り下茹でして1cm程度の長さに切る。人参は千切りする。

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②①と醤油、砂糖を鍋に入れ、しいたけの戻し汁を具材が浸かる程度加え、軟らかくなるまで煮詰める。途中、水分が足りなくなったら水を加えて煮る。

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【酢れんこん】※冷蔵庫で約1週間保存可

①れんこんは皮を剥き、2~3㎜程度の薄さのいちょう切りにして、水にさらしておく。保存容器に酢、水、砂糖、塩を入れ混ぜ合わせておく。

②鍋にお湯を沸かし、分量外の酢小さじ1を加え水気を切ったれんこんを歯ごたえが残る程度に3~4分茹でる。ざるに上げ、熱いうちに①の合わせ調味液に漬け込み味をなじませる。

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~当日~

1、酢飯をつくる:研いだ米、炊飯釜のすめし用の目盛に合わせた水(または3合目盛より2,3mm少なめの水)、昆布を炊飯器に入れて炊く。酢、砂糖、塩を混ぜ合わせ、すし酢を作っておく。ご飯が炊けたら大きめのボールや寿司桶にご飯を移し、熱いうちにすし酢と混ぜ合わせる。★うちわで扇いで冷ましながらご飯を切るように混ぜると、余計な水分が蒸発して美味しく出来上がります。

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2、錦糸卵をつくる:卵を溶きほぐし、砂糖、塩を入れてかき混ぜる。フライパンに油を熱し、余分な油はペーパーなどで拭き取る。弱火にして卵液をフライパン一面に薄く広げる。全体に火が通ったら菜箸などでひっくり返し10秒程火にかける。冷めたら細切りにする。

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3、飾り用の食材:絹さやはすじを取り、沸騰したお湯でさっと茹でる。冷水で冷ましたら、斜め半分に切る。

4、盛り付け:酢飯に酢飯の具(煮汁はご飯の硬さを見て適宜入れる)、酢れんこんを混ぜ合わせ皿に盛る。きざみのり、錦糸卵、絹さやなどを彩りよく飾る。

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★食べるまで時間が空くときは、乾かないように酢飯に濡らした布巾をかけておきましょう。酢飯が余ったら、味付き油揚げに入れいなり寿司にするのもおすすめです♪