6月13日から6月19日:献立表〔常食〕

下記の日付をクリックしてください。常食の献立表をご覧いただけます。

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治療食は一部メニューが変更になります。ご了承ください。

《 今週のおすすめレシピ 》

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今週はかんぴょうを使ったゴマ炒めを紹介します。

かんぴょうは、ウリ科のユウガオという大きなひょうたんのような形をした実を細長く削って乾燥させたものです。便のかさをふやし便通をよくする溶性食物繊維カルシウムが豊富に含まれます。かんぴょう巻きとしてよく見かけるかんぴょうですが、おかずの一品にも使えるのでぜひお試しください。

食物繊維をより効果的に働かせるために『よく噛むこと』も大切です。お腹が空いているとつい早食いになっていませんか?

よく噛むことのメリットを紹介します。

1.胃腸の動きがよくなり便通をスムーズにする。また、胃腸の負担が軽減し栄養が吸収されやすくなる。

2.ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐ。

3.脳への血流が増加して、脳の働きが活発になる。

4.唾液の抗菌作用により、虫歯・歯周病※・口臭を予防する。

※歯周病が悪化すると血糖下げるインスリンを阻害する物質が産生され、糖尿病のリスクを上げるといわれています。歯周病予防は糖尿病予防にもつながります!

よく噛むことは、消化吸収をよくして便通の改善につながります。夏場に食べたくなる麺類はよく噛まずに飲み込みやすいので、しっかり噛むことを意識してみるといいですね。食物繊維とこまめな水分補給もお忘れなく!

〔 かんぴょうのゴマ炒め 〕

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材料(4人分) (一人分の食物繊維 2.6g)

かんぴょう(乾燥)24g、しめじ 60g、豚肉(もも、ばら肉など) 60g、油 4g

〔調味料〕本だし 2g(小さじ2/3)、酒 4g(小さじ1弱)、砂糖 8g(大さじ1弱)、みりん 4g(小さじ1弱)、醤油 16g(大さじ1弱)、すりごま 8g(大さじ1.5弱)

作り方

1.ボウルに水を張り、かんぴょうをさっと洗う。塩(分量外)をまぶし揉みこんで、しばらく置いたら流水する。お湯を沸かした鍋に入れ、しんなりするまで中火で10分程茹でる。ザルにあげ粗熱を取り、3cm位の食べやすい大きさに切る。

※塩を揉みこむことで、汚れや苦味が取れて味が染みやすくなります。

2.しめじは石づきを切ってほぐす。

3.フライパンを油で熱し豚肉を炒める。豚肉に火が通ってきたら、かんぴょうとしめじを加える。油が全体に回ったら、調味料を加えて煮含める。

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