夏の便秘にご注意ください パート2

関東は梅雨の中休みで日差しが強く、暑いです。朝晩や日々の気温差で体調を崩さないように注意しましょう。

前回、夏の便秘予防に「水分補給のポイント」をお話ししましたが、今回は「生活習慣のポイント」をお話ししたいと思います。梅雨が明けると暑い夏・・・蒸し暑い夏を元気に乗り切るために今から準備しましょう。

★規則正しい生活習慣のポイント★

1、「早寝 早起き 朝ごはん」

朝ごはんを食べることで腸が動き出し排便を促す働きがあり、便秘の予防や改善のために朝ごはんは大切です。朝食を食べるグループはそうでないグループと比較して、学力が向上している!というデータもあるそうです。朝ごはんを食べて勉強や仕事の効率をUPしましょう!! 

夜遅い時間に食事をしてすぐに寝てしまうと、翌朝にお腹が空いてますか?消化不良で朝ごはんを食べる気分になりませんよね?朝起きてお腹が空いたなぁと思えるように、夜遅い時間の食事は 揚げ物など高カロリーな料理を控えて腹八分目に留めておきましょう。



2、栄養バランスのよい食事

暑いと食欲が低下し、冷たい飲み物や簡単な麺類などに偏りがちですが、「主食+肉・魚・卵・豆腐などのたん白質のおかず+野菜・海藻・きのこ類」の組み合わせで食事を選ぶようにしましょう。

★冷やし中華★薬味たっぷりそうめん★野菜たっぷりラーメン★山菜そば★ビビンバ丼★中華丼★雑穀おにぎり+野菜たっぷり卵スープ などもおススメです。

冷やし中華.png PHM03_0808.JPG PHM03_0894.JPG phm03_0899.jpg 

野菜類など食物繊維が少し足りない時に使いやすい 常備しておくとおススメのもの

★乾燥わかめ★パックのもずく酢やめかぶ類★ドライパックのお豆類や蒸し雑穀類★なめたけの瓶詰め★刺身こんにゃくやこんにゃく麺 など。そのまま食べるだけでなく、麺類やサラダのトッピングに活用できますよ。

「痔で悩む人の毎日ご飯(女子栄養大学出版部)」にも食物繊維をたっぷりとるための市販品や献立の組み合わせなど掲載しています。こちらもご覧ください。

3、適度な運動

体を動かすことは、腸の運動を促し便秘解消にも役立ちます。ラジオ体操のように負担が少ない運動を取り入れても良いですし、外出先ではできるだけ階段を使う、スーパーに駐車するときは入り口から遠い場所に車を停めるようにする、などなど日常生活で体を動かす習慣をつけましょう。クーラーの効いた場所に長時間いると冷えて血行不良となったり、汗をかけなくなるなど体調不良を引き起こします。適度に体を動かして発汗させ、自律神経を整えることも大切です。また、暑いとシャワーで済ませてしまいがちですが、できるだけ湯船に浸かりましょう。冷えからくる血行不良は痔核の原因のひとつです。

クリックすると新しいウィンドウで開きます クリックすると新しいウィンドウで開きます      クリックすると新しいウィンドウで開きます ぬるめのお湯で温まろう♪

規則正しい生活習慣や適切な水分補給を心がけて、健康に元気に暑い夏を乗り越えましょう♪

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これからの行事食

6月22日 夏至

7月7日 七夕 (七夕そうめん)

7月27日 土用の丑 (うなぎなど)

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