研修会報告 『ダノン健康栄養フォーラム』に参加してきました!

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みなさん、こんにちは!「秋 イラスト」の画像検索結果

さわやかな秋風が吹く過ごしやすい季節・・とご挨拶したいところですが、秋の長雨で日ごとに寒さが厳しくなりましたね。急に寒くなりましたので、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。

 

さて、本日は、先日参加してまいりました『ダノン健康栄養フォーラム』の報告をさせていただきます。興味のある方はどうぞ最後までご覧ください。

 

テーマは「子どもの健康と食事・栄養」でした。

若い女性の栄養から乳幼児期・学童期・思春期の栄養、成長期のスポーツ栄養にいたるまで、子どもに関わる様々な講演内容でした。

4人の先生の講演を拝聴し、共通して印象に残ったことは、"バランスよく食べることの大切さ"です。

「バランスよく食べましょう」という言葉は様々な場面で出会う言葉ではないでしょうか?何度も耳にしているので聞き流してしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。それが大切なのはわかっていても、なぜ大切かを理解するのは意外と難しいものです。

特に子どもは発育の盛んな時期であること、活動が活発になり運動量が増えることから、体重1kgあたりで見ると大人に比べ多くのエネルギーを必要としています。また、身体を作るためのたんぱく質やビタミンなどもしっかりとる必要があるのです。

もちろん、バランスよく食べることが大切なのは子どもに限ったことではありませんね。大人も偏った食生活が続けば、身体に不調やトラブルがあらわれることがあります。それが日常生活の足かせとなってしまうことも少なくありません。

しかし、日常生活の中で全ての栄養素を必要な量とるのは簡単なことではありません。

 

では、「バランスよく食べる」ためにはどうしたら良いのでしょうか。

まずは栄養素の基本を簡単にお話します。 

 

「たんぱく質」・・・筋肉や骨、血液、皮膚などを作る原料となる成分。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品等に含まれる。

「炭水化物」・・・主にエネルギー源として利用される。ご飯、パン、麺、芋類、砂糖類、れんこんやごぼう等の根菜等に含まれる。食物繊維もここに分類され、エネルギー源としては利用されないが、腸の蠕動運動を促す・腸内の不要な物質を吸着し排泄する等の働きを持つ。

「脂質」・・・主にエネルギー源として利用される。少量で多くのエネルギーに変わる効率の良い栄養素だが、摂り過ぎには注意が必要。油、バター、マーガリン、肉、魚等に含まれる。

「ビタミン」・・・たんぱく質、炭水化物、脂質の分解や合成を助ける働きを持ち、身体の調子を整えるために欠かせない栄養素。脂溶性(A・D・E・K)と水溶性(B群・C)に分けられ、野菜類、果実類、肉、魚等に多く含まれる。

「ミネラル」・・・カルシウムやナトリウム、鉄などがここに分類される。骨や歯を作る・体液の調整・筋肉や神経の機能維持等の働きを持ち、ビタミンと同様身体の調子を整えるために欠かせない栄養素。野菜類、海藻類、乳製品等に多く含まれる。

 

一番のポイントは、一回の食事に「主食(ご飯・パン・麺)」+「主菜(肉・魚・卵・大豆・乳製品等を使ったメインのおかず)」+「副菜(野菜や海藻を使ったおかず)」をそろえ、汁物・果物・乳製品を1日1回程度とること。

これを意識して食事をとることでバランスがとりやすくなります。

麺類や丼物は、一品で主食と主菜の兼ねる場合がほとんどなので、副菜や果物を付けるとバランスがとりやすいですね。排便コントロールのためにも、「バランス良い食事」は大切です!!

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自身の生活を振り返り「栄養・運動・休養」のバランスを改めて考えてみてはいかがでしょうか。「たんぱく質 イ...」の画像検索結果

 

 

以下に講演内容を簡単にご紹介します。

◆「若い女性の栄養と次世代の健康」 「イラスト 女性」の画像検索結果

 女性の「やせ」が美しいとされる風潮により、若い女性のBMI(体格指数=肥満度を表す指標)は戦後から見て減少傾向にあります。BMIや体脂肪率の減少は卵巣機能に影響し、卵巣ホルモンの一つであるエストロゲンが減少すると、骨量の減少や動脈硬化等の症状が起こることもあります。また、やせた状態で妊娠することで産まれてくる子どもが生活習慣病等を起こしやすい体質を持つ可能性があるといわれています。栄養は考えている以上に重要なので、日々の食事が次世代に影響することを理解して欲しいと考えます。

 

◆「乳幼児の栄養」  「イラスト 赤ち...」の画像検索結果

 身体や心の変化が著しい時期。月齢によって食べられるものや食べ方が変化し、個人差もあるためそれらを理解しながら食事の摂り方を考えていく必要があります。好き嫌い出始めるのもこの頃。可能な限り様々な食品を食べる経験をさせること、たとえ食べられない食品があっても、好奇心を持つこと・大人や友人のまねをすることで食べられるようになる場合もあるので、周りがサポートしてあげることが大切です。

 

◆「学童期・思春期の食生活と心の健康」 「イラスト 団欒」の画像検索結果

 子どもの心の健康には食生活が大きく関わっており、「朝食を摂っているかどうか」「間食・夜食の頻度」「家族との共食」がその主な要因となっているそうです。この時期は、食を通じて人との関わり・心と身体の健康・食のスキル等を学んでいくので、「食事=栄養摂取」だけではなく、安らぎや心地よさを感じられるような食事の場となるよう配慮することが、子どもの心の健康維持につながるのではないかと考えられています。

 

◆「成長期のスポーツ栄養」 「イラスト 陸上」の画像検索結果

 ジュニアアスリートは、スポーツによって活動量が多くなるだけでなく、成長のためのエネルギーや栄養素の必要量も多くなることを念頭に置いて栄養管理をすることが重要です。また、なぜバランスよく食べなければならないのかを、親や指導者だけでなく子ども自身もきちんと理解できるよう指導する必要があります。アスリートとして活躍するため、そして健全に成長するためには「栄養・運動・休養」のバランスを崩さないようにすることが大切です。

 

今後も研修会などの情報をアップしていきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

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このページは、松島病院の管理栄養士が2017年10月21日 10:26に書いたブログ記事です。

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