まとめ・痔は、再発するか?|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック
いくら治しても、
「もう痔にならないおしり」はありません。
30 まとめ・痔は、再発するか?
さて、この「痔ってなあに?」も、今回終了です。
最後のテーマは、「痔は、再発するか?」です。
治療や手術で症状が改善した患者さんに、「何か聞いておきたいことはありますか?」とたずねると、かなりの確率でこの疑問がかえってきます。
ここまで29回を読んでくださった方ならおわかりになるんじゃないかとも思いますが、いくら治しても、「もう痔にならないおしり」はありません。
それはつまり、「もう風邪はひきませんか?」とか、「もう、怪我することはありませんか?」という疑問と同じなんですね。
真冬に裸ででかければ風邪をひくし、高いところから飛び降りれば怪我をする。これと同じで、おしりに負担をかければ痔になります。
ただし、風邪は、風邪のうちに治せば早く治るように、痔でも、一度手術をした人などでは、症状が出たときに放っておかずに、早く治そうという意識を持ってくれます。
そして、「おしりの風邪」ぐらいの軽いうちに治せば、また手術とかっていうことにはならずにすむんですね。
どんなに治療しても、もう風邪をひかない身体にはならないように、残念ながら、傷つかない、腫れないおしりもないわけです。
だけど、その時に思い出してほしい。
おしりだって風邪をひくんです。
風邪は、風邪のうちに治しましょう。あったかくして、薬を使って、排便を良くすること。
そして何より、良くならなければ自己判断せず、ほっとかないこと。
痔は、特別な病気ではないのだから。だれだって経験あることなのだから。
恥ずかしがってこじらせることなく治療ができるように。



