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感染症による肛門病もあるのです|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック

感染症の中でも、特に問題になるのは、
「性行為感染症」というカテゴリーです。

29  感染症による肛門病もあるのです

肛門の病気の原因の一つとして、「感染症」があります。

細菌感染による典型的な病気は「痔瘻」です。また、それ以外には、前回のような「カンジダ」による皮膚炎なども真菌によっておこるという意味では感染症にいれてもいいでしょう。

「ヘルペス」という病気もあります。風邪をひいた人で、口唇にちょっと水っぽいかざぶたのようなものができているのを見た事はありませんか? 原因としては、子供の頃に水疱瘡をやっていると、ヘルペスウィルスに感染していることが多いようです。
普段は身体の中でじっとしているのですが、風邪をひいたり、ストレスがたまっているとむくむくと起き上がって症状を起こしてくる。それが、口唇周囲に起きるタイプの人と、性器や肛門周囲にできるタイプの人がいるんですね。
ですから、予防・治療は「元気でいること」だったりするんですが・・・。

また、現在では非常にまれですが、「結核菌」が肛門に病気をおこすこともありました。以前には、「痔瘻の原因は結核菌である」と言われていた時代もあったほどです。現在はそれは否定され、痔瘻の大半は大腸菌などの腸の中にいる細菌が原因と考えられています。

こういう感染症の中でも、特に問題になるのは、「性行為感染症」というカテゴリーです。
「セックスでうつる病気」というやつで、一般にはクラミジア、淋病、梅毒、そしてAIDSなどがあります。
肛門に関しては、クラミジアや淋病はまず起こりません。稀に「肛門梅毒」はあります。治療は通常の梅毒と同じです。
ウィルスとしては、「コンジローマウィルス」の一種が性器や肛門周辺で増殖し、特有の形のイボをつくってくる「尖圭コンジローマ」という病気があります。

このウィルスは空気感染はしません。直接接触によって感染するため、性器や肛門周囲にできるということで性行為感染症と考えられています。

感染症による肛門病もあるのです

自覚症状としては肛門や外陰部にプツプツができてきて、だんだんに大きく、数も増えていきます。時にカユミを伴い、触ってみるとプツプツがあって「なんだ!?」となることが多いようです。
小さいものでは液体窒素治療や、塗り薬で比較的効くものもできてきましたがウィルスなんで、いってみれば子供の水イボなんかと同じ、基本は取るのが確実。
大抵は取れば治るのですが、コンジローマ属のウィルスの一部には、子宮頸ガンなどの原因になるものもあると言われており、経過観察は必要です。また、コンジローマウィルスの場合は、時に、背景として混合感染でAIDSもかぶっていることがあるため、血液検査も受けておく必要があります。

もちろん、診断がつけばセックスパートナーにも検査をすすめなくてはなりませんので、なかなかやっかいな部分もありますね。