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きれい好きには「カンジダ菌」や「掻痒症」に注意|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック

世の中、除菌除菌と雑菌恐怖症みたいになってますが、
あまりキレイにしすぎると、弱い菌にも負けちゃう。

28  きれい好きには「カンジダ菌」や「掻痒症」に注意

あと、かなり多い病気・・・というか状態に、「掻痒症」があげられます。
症状は「かゆみ」で、見た目にはっきりと「皮膚炎」となってるものが多いのですが、診察ではかゆみの原因が見当たらない場合も稀にはあります。皮膚炎の原因としては汗やナプキンなどによる「蒸れ」が多いのではないかと考えられています。また、洗いすぎ・拭きすぎなどによる接触性の皮膚炎も多く、蒸れてかゆくなったので一生懸命きれいにしようと洗っていてこじらせた、というパターンも多いようです。

原因をできるだけ除去し、皮膚炎の薬を使うことでほとんどは改善しますが、時々、カンジダという真菌(カビの一種)性の皮膚炎のこともあり、この場合は抗真菌剤を使用することになります。カンジダ=カビと聞くと、キレイにしていなかったからじゃないかと思われるかもしれませんが、最近はむしろその逆の方に多い印象があります。
カンジダ自体は実はどこにでもいる菌なんですが、とっても弱いので、他の菌がいるようなところだと負けちゃって増えることができないんですよ。

きれい好きには「カンジダ菌」や「掻痒症」に注意

例えば、カンジダ性膣炎という病気がありますが。これが見られる場合の多くは、気管支炎などで抗生剤などを飲んでいるような場合に、常在菌がいなくなってしまうと、カンジダが喜んで増えて、膣炎をおこすくらいになるんですね。
ですから、カンジダが増えるには、増えやすい環境がそろわないといけない。
まずは湿度。カビですから高温多湿が好きですねですので夏の方が冬よりかなり多い。そして、他の菌がいないことも条件。

ですから、肛門の手術の後などでは、手術後で浸出液が多く蒸れやすい上に、抗生剤なんかも使ったりするのでカンジダ性皮膚炎が割りに多く見られます。あとは、洗いすぎ拭きすぎ。消毒なんかはもっての他、ということになります。

世の中、除菌除菌と雑菌恐怖症みたいになってますが、あまりキレイにしすぎると、弱い菌にも負けちゃうヒヨワな身体になりますから、何事も程度問題ですね。