内痔核(いぼ痔)の特効薬のお話|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック
どの方法も、結局単独では内痔核は治せても、
外痔核部分が治らないという不満が残ってしまう。
27 内痔核(いぼ痔)の特効薬のお話
今回は研究会での話。
主に「内痔核」の治療方法についての研究発表会ですね。2005年に承認・発売された注射剤の話がメインです。
この薬は中国では30年以上前から「消痔霊」つまり「痔を消す薬」という名前で使われていました。
日本で発売された時には「ジオン」という名前で紹介され、ネットでは「ジーク・ジオン(=ジオン万歳ってことかな?)」ともてはやされたりもしましたね。痔の治療の救世主とか言われたり。
10年前、PPHという治療法が出たときも。5年前、レーザー焼灼法というのが出たときも。同じように言われましたが、どちらも今はすたれてきているのが現状です。
これらがなぜそんな風に言われたのかといえば、どの方法も、「痛みがない」というのがウリなんですね。
それでみんな飛び付いちゃうんですが・・・。
前に何度も説明している通り、痛みは結局、手術法よりも痛覚のあるところをいじるかどうかにかかっている訳です。
その意味で、どの方法も、結局単独では内痔核は治せても、外痔核部分が治らないという不満が残ってしまうのです。

で、今のトレンド、この「ジオン(アルタ)」療法なんですが、単独ではなかなか難しいのはやはり同じなんですけども、その前までの治療法よりは、外痔核部分の治療も簡単になりそうな可能性があるんです。
そういう方法を探っていくためには、研究会はとっても有意義です。
ですが、しょーじきやっぱり日曜日は休みたいかも…。


