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原因のはっきりしない「肛門疝痛発作」|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック

裂肛のように、おしりが痛いのに、
原因がはっきりしない痛みというのもあるんですね。

22  原因のはっきりしない「肛門疝痛発作」

ところで、裂肛のように、おしりが痛い原因が診察ではっきりする場合はいいのですが、原因がはっきりしない痛みというのもあるんですね。

比較的よく見られるものとしては、「肛門疝痛発作」があげられます。
これの典型的な症状は、寝ている時に、突然肛門が痛くなって目が覚める、というものです。なんだろう、どうしたんだろう。トイレに行ったりしても変わらないし、誰か起こそうか、どうしよう…と思っているうちに寝ちゃって、次の日起きたらけろっと治っててなんともない…いう症状が、数ヶ月~数年に一度起こるのです。

英語では「Fugax attack」と言いますが、そんな言葉がちゃんとあるように、世界のあちこちでみられる症状です。
ただ、実際に痛いときに診察ができることがまずないために(夜中に起こることが多い、病院に着いたときには痛みがとれている、など)、原因はよくわかっていないんですね。

原因のはっきりしない「肛門疝痛発作」

肛門周囲の筋肉の痙攣だとか、いろいろ考えられてはいますが、実状はわかりません。ただ、疲れている時や寒い・冷えたときに起こりやすいとか、高学歴の人に多いようだという報告があります。

痔などの病気との関連性は少ないようですが、頻度が上がる、痛みがずっととれない場合はそのあたりの神経や筋肉周囲の異常も考えられます。病気があるのかないのかという点は、専門医できちんと診断を受けておく必要はあるでしょうね。