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内痔核(いぼ痔)を放っておくと痛くなりますよ!|痔 肛門病 女性専門・女医 松島ランドマーククリニック

痛くないから大丈夫と、放っておくと・・・
痛みを伴う治療とんはってしまいます。

15  内痔核(いぼ痔)を放っておくと痛くなりますよ!

内痔核は、それだけが脱出するのなら、痛みがないところなので、「術後の痛みのない手術」をすることができます。

例として、前回は「輪ゴム結紮療法」という方法を紹介しましたが、これ以外にも「レーザーで内痔核部分を焼きつぶしてしまう」という方法や、「パオスクレーよりももっと強い薬で、痔を腐らせたり固くして膨らまなくしたりする」という方法もあります。
ただし、これらの治療の問題点は、「内痔核のみの脱出の場合」に適応が限定される、ということです。

前回でもちらっと話しましたが、内痔核は、脱出を繰り返すと、外痔核も腫れてきてしまい「内外痔核」と言われるかたちに変わっていくのです。
わかりにくいので、模式図を使ってみましょう。

内痔核(いぼ痔)を放っておくと痛くなりますよ!

内痔核(いぼ痔)を放っておくと痛くなりますよ!

そして、これを何度も繰り返していくと、排便後に、はさまった内痔核によって、「下痔静脈叢」が直接圧迫される形になり、血流が悪化して膨れて、「外痔核」が形成されます。
もちろん、内痔核を押し戻せば外痔核の腫れもひきますが。これを毎日毎日繰り返すと、だんだんと外痔核も大きくなり、皮膚も伸びてきて、だんだん垂れ下がった内痔核と一体化してきてしまうんですね。 そして・・・。

内痔核(いぼ痔)を放っておくと痛くなりますよ!

こうなった状態を、私たちは便宜上「内外痔核」という風に呼ぶのです。
で、こうなると、今度は逆に、「内痔核部分」だけの治療では、「外痔核部分」が残ってしまうために、症状が改善しないのです。外痔核部分も治療しなくてはいけない。
そうすると、内痔核には痛覚はなくても、外痔核部分には痛覚があるために、痛みのない治療で済ませることができない、という状況になってしまうのです。